
黄川田 優香(きかわだ ゆうか)
これまで、パーソナルトレーニングや整体、ヨガ、ピラティスなど、身体と向き合うさまざまな方法を学び、実践してきました。その中で私が強く感じてきたのは、「カラダが整うと、心にも余裕が生まれる」ということ。そして、心が少しでも軽くなると、不思議と日々の選択や行動にも、前向きな変化が生まれていくということです。
私は、身体を整えることを“入り口”として、心までふっとやすらぐような、そんな場所をつくりたいと思っています。健康でしなやかなカラダづくりをサポートしながら、自分自身を大切にできる時間を届けたい。トレーニングが「やらなきゃ」ではなく、「やりたい」に変わっていくように──
忙しい毎日の中でも、無理なく楽しみながら続けられることを大切にしています。
特に、キャリアもプライベートも一生懸命向き合いながら頑張っている女性たちは、毎日忙しく働くだけでなく、責任ある立場を任されることも多いと思います。そんな中で、ふと「なんだか、ちょっとしんどいな」と感じる瞬間もあるかもしれません。
そんなときに、ふっと足を運んでもらえるような。
カラダと心を整え、また自然と前を向けるきっかけになる“サードプレイス”のような存在でありたいと願っています。
私は中学・高校時代の6年間、陸上部で長距離走に取り組んでいました。
その中で、怪我や体調不良に悩まされることも多く、特に高校時代は厳しい体重制限のもと、約3年間無月経の状態で競技を続けていました。
こうした経験から、いつの間にか運動に対して苦手意識を持つようになっていました。
それでも、身体と向き合ってきた日々があったからこそ、「同じように悩む人の力になりたい」という気持ちが芽生え、日本体育大学に進学しました。
大学では柔道整復師の国家資格を取得し、姿勢や身体の使い方、怪我の予防に深く関わる“運動”の大切さに気づかされました。
そんなある日、女性向けのイベントで出会った一人の女性トレーナーの存在が、私の価値観を大きく変えてくれました。
その方は、産前・産後や更年期といった、女性特有の身体の変化に寄り添いながら、運動を通して女性たちが自信を取り戻し、前向きに生きるサポートをされていたのです。
実際にその方のセッションを受けたとき、「ああ、運動ってこんなに気持ちよくて、自分を前向きにしてくれるものなんだ」と心から実感しました。
そこから、ピラティス・ヨガ・ウエイトトレーニングなど、女性のライフステージに寄り添うトレーニングを学び始めました。
女性の身体は、年齢やライフステージによって大きく変化していきます。
月経不順やPMS、生理痛、産前・産後の身体の変化、閉経、更年期障害など…
さまざまなテーマに向き合いながら、それぞれの時期を自分らしく過ごしていけるように。
そして、身体の悩みを理由にキャリアや人生を諦めることのないように。
そんな想いを込めて、一人ひとりの身体の状態やライフスタイルに寄り添いながら、丁寧なケアとトレーニングを提供しています。
毎日をがんばる人たちにとって、ほんの少し安心できる場所に。
そして、今日よりも少しだけ、心も身体ものびやかに過ごせるように──
そんな願いを込めて、日々みなさんと向き合っています。